うえだ環境市民会議

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うえだ洋館物語

 

玉木邸(旧草間歯科医院・1924年)は腰壁の腰羽目(はめ)板張、外壁のイギリス下見(した)板張、1階と2階の上げ下げ窓、それらの窓の中間にあるスタッコ仕上げの装飾的なパネルが特徴の寄棟(よせむね)屋根の建物です。

玉木邸の全体のデザインは石井鶴三美術館(旧上田市立図書館・1915)、スタッコ仕上げのパネルは常田保育園(1918)の外壁の影響を受けていると考えられます。このことは、よいデザインは受け継がれて行くということを私たちに教えてくれます。

 

石井鶴三美術館はマンサード屋根が特徴のアールヌーヴォー様式の建物です。

 

 

常田保育園はW.M.ヴォーリズが設計したスタッコ仕上げの外壁が特徴の建物です。

「うえだ洋館物語」では、洋風建築の物語を紹介するガイドブックづくりを目指して活動しています。